20世紀SF(1)1940年代   全11編   知恵(観念)の発見と喪失
星ねずみ 1942 ブラウン 74枚 ロケットに乗ったネズミが得た知能の顛末
時の矢 1950 クラーク 52枚 恐竜発掘現場で明らかになる過去の事実
AL76号失踪す 1942 アシモフ 48枚 行方不明のロボットの大発明とは
万華鏡 1949 ブラッドベリ 33枚 事故で宇宙に投げ出された飛行士たちの会話
鎮魂歌 1940 ハインライン 77枚 宇宙飛行事業の創設者が夢見るロケットの旅
美女ありき 1944 ムーア 148枚 火事で死んだ美女がロボットの中に蘇ったとき
生きている家 1948 テン 66枚 人の意志を自在に操る家
消されし時を求めて 1943 ヴォート 100枚 記憶をなくした主人公の正体とは
ベムがいっぱい 1942 ハミルトン 70枚 火星にはありとあらゆるベムたちが棲んでいた
昨日は月曜日だった 1941 スタージョン 63枚 我々が生きている世界を作る小人たち
現実創造 1950 ハーネス 137枚 現実の法則すら思念で変えられるとしたら
合計枚数(解説カイセツページフクむ) 867枚  
        小説的完成度は今ひとつ。多様タヨウなアイデアがメイン。
20世紀SF(2)1950年代   全14編   古きものの終わり/新たな始まり
初めの終わり 1956 ブラッドベリ 22枚 初めてのロケット打ち上げ、幼年期の終わり
ひる 1952 シェクリイ 63枚 エネルギーを喰う宇宙生命の顛末
父さんもどき 1954 ディック 48枚 父親と入れ替わったのは何ものか
終わりの日 1953 マシスン 55枚 人類最後の日の人々の行動
なんでも箱 1956 ヘンダースン 55枚 少女にだけ見える魔法の箱
隣人 1954 シマック 70枚 そこだけ豊かな谷に住む隣人とは
幻影の街 1955 ポール 100枚 広告の宣伝実験にされた街の秘密
真夜中の祭壇 1952 コーンブルース 30枚 宇宙飛行士の若者と一人の老人との交感
証言 1951 ラッセル 89枚 不気味な外観をした宇宙人を裁く法廷
消失トリック 1953 ベスタ― 63枚 管理社会と化したアメリカ、時を遡る病院患者たち
芸術作品 1956 ブリッシュ 50枚 未来に蘇えったヨハン・シュトラウスを待っていたもの
燃える脳 1958 スミス 37枚 虚無宇宙を渡る宇宙船の船長と妻との葛藤
たとえ世界を失っても 1953 スタージョン 70枚 地球に逃亡した宇宙人を送還する船の乗員たち
サム・ホール 1953 アンダースン 122枚 情報管理されたアメリカに生まれた仮想の反逆者
合計枚数(解説カイセツページフクむ) 873枚  
        アイデア小説として完成。社会通念の破壊者が描かれる。