ハリスン氏の呼びかけで、作家、翻訳家、研究者などが集まり、ワールドSFの大会への出席アピールが行われた。集会には、矢野、小松、豊田氏らが参加した。
(注:ワールドSFは主にヨーロッパのSF作家たちの集まりで、ハリスン氏も代表を務めていたことがある。その後ブライトン(87),ブダペスト(88), サンマリノ(89), ハーグ(90), 成都(91),
ジャージー島(93), クールマイユール(94),グラスゴー(95)と開催され、現在中断中)
大会終了後、ハリスン、ホーガン両氏から手紙が届いた。
「これまで世界でのさまざまな大会でゲスト・オヴ・オーナーとして呼ばれ、それぞれが昂揚感を伴うものでした。しかし、DAlCON5は、第1回のワールドコン以来多くの大会のうちでも、もっとも組織化され手際のよい素晴しい大会でした。大阪での総ての出来事が、思い出として残るでしょう」(ハリスン)。
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「私は現在アメリカに住んでいますが、今でもイギリス人です。そして、今回日本を訪れて、他のヨーロッパの国より、かえって身近なものを感じました。また、アメリカ社会の利点は、日本でより良く根付いているようです。20世紀は大西洋を中心に回っていましたが、21世紀の主役は太平洋ではないでしょうか」(ホーガン)。
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