コミックス最前線 In New Wave
Writers(小ホール 8月24日13:45開始)
出演者:橋本元秀(聞き手)、山本貴嗣、大野安之
SFコミックの最前線を走る山本貴嗣、大野安之の両氏を招いてのパネル・ディスカッション。橋本元秀さんの司会によりはじまったのはよかったが、話しの内容はあまりCOMICS最前線というタイトルを意識せず、いわば雑談会といった感じで楽しく行われた。
フレヴァリーテール(レセプション 8月24日15:50開始)
出演者:めるへんめーかー、野妻まゆみ、森下弓子、新藤純子、風見潤
大会も大詰めレセプションホールの最終企画。満員御礼、入場は先着順と相成りましたここはファンタジーの解放区。
ゲストはめるへんめーかー、野妻まゆみ、森下弓子に加え、飛び入りで風見潤、新藤純子の5名。
めるさんイラスト入り特製三角帽子が林立するお茶会の幕開けです。各々好みのフレヴァリーティーを片手にまずはめるさんにインタビュー。続いてレジュメ「FT百選」を肴にゲストフリートーク。四方山話に花が咲き、参加者の要望で各ゲストのFT入門推薦図書の紹介…と飛ぶようにすぎた和やかな1時間だった。
「自由・団結・ばか騒ぎ」万歳!
ロック in SF(集会室 8月24日10:00開始)
出演者:米田裕、秋沢豊
最初、難波弘之氏の参加を予定していたが、参加不可能になり、米田裕さんにバトンタッチとなったのが4ケ月前!
スタッフの怠慢から選曲だけでなく、編集まで米田さんに負うこととなった。
米田裕・秋沢豊両氏により全てが進行。編集されたテープの中には日本では手に入らないものもあったとか。純作品的にSFをテーマにとったものあり、SFをモチーフにしたプロモーション・ビデオあり、と豊富な内容。秋沢さんによると、これまで同様な企画をたてながら実現できなかったものである。
イラストレータパネル(集会室 8月24日13:20開始)
出演者:青井邦夫/佐藤道明(司会)、横山宏、米田仁士、張仁誠、末弥純、天野喜孝、増尾隆幸
(途中参加)開田裕治、関智
青井邦夫・佐藤道明両氏が共同司会に、イラストレータ6名を迎えて始まった。途中SFアドベンチャー誌の関智さん、開田裕治さんがパネラーに加わるハプニングもあり、随分と賑やかな雰囲気だった。パネルの内容としては、自己紹介・近況報告から始まったが、イラストレーターという仕事についての立場等が話し合われた。たとえば作家・翻訳家に比べ立場が弱く、作家のツケがまわってくる為にべストの作品が描けない、作家のイメージとの相違、編集サイドからの要求とイラストレーター自身の希望の相違など、いつも抱えている悩みや問題点を各氏各様に話して頂いた。
フィルム・ドリーマーズ(練習室 8月24日10:00開始)
出演者:佐伯剛(聞き手)、聖咲奇、開田裕治、田中文雄
前半は各氏に好きな特撮映画を語って頂いた。その中で児童向きの映画、たとえば「ノンちゃん雲に乗る」のようなものがなく、「ラピュタ」がそれにちかかった、と聖さんが述べられ児童ものについての話となった。結局、小説の面白さを映像で表現する努力が足りない、との事で各氏の意見は一致した。最後に今後どのような映画を作るかでは、
聖「特撮を使った東映ヤクザ映画」、
開田「面白い映画」、
田中「『風の又三郎』の企画書をあげたので、これが作りたい」
と、抱負を語った後、企画終了となった。
SFゲームの部屋(練習室 8月24日11:50開始)
出演者:安田均
講師としてお招きしたのは「トラべラー」の翻訳等で活躍されている安田均さん。当初の企画主旨としては、初心者の為のゲーム講座だったが、「実際にゲームをした事のある方、手をあげて下さい」という質問に、参加者の多数が手を上げ、結局は初心者ではなくマニアのゲーム教室となった。
ロボットのある街(練習室 8月24日15:10開始)
出演者:高橋良輔
高橋良輔監督においでいただき、目指してこられたア二メーション世界について語って頂いた。企画の開始にはまず、監督作品のオープ二ング集を、最後には当時テレビ放映されていた「レイズナー」シリーズを編集したものが上映された。普段は聞く事ができない製作についての貴重な話も多かったが、会場が狭かった為に悔しい思いをした参加者も多かった。
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