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大会の朝

 その日は天候が優れず、朝から雨が降った。その後も、終日降ったり止んだりが続いたように記憶している。大会会場では、一番乗りを目指した徹夜組もいたが、列を作った参加者も、受付が始まると、およそ10分ほどで入場を完了していた。受付簡略化のため、名前と参加番号を記入した入場券を予め送付し、会場でネームプレートと引き換えるだけで大会参加手続きが完了するシステムとしたためである。予約者が多い大会では、受付で住所氏名を記入させる時間が無駄になる。


インフォメーションブースの設置作業
 

入場券(色によって参加者の種別が分かる)
文面はこちら


当日の朝(8月23日)

 大会間際に、各部署の担当者を増やすなど、急激にスタッフを増強した体制だったが、企画の流れはスムーズで混乱もなく(奇跡的に)定刻どおり進展していく。9時半開場、10時半オープニングスタートは予定通りであった。かくして、大会の朝は始まった。


アルミ薄板製のネームプレート(原価は1枚100円)、未成年者はアヒルマーク


配布物一覧(注1)。プログラムを中心としたオーソドックスな内容。

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配布物の内訳は、プログラムブック(海外/国内からのメッセージ、作家Who's Who、記事)、プログラム解説、企画タイムテーブル(当日版)、合宿案内(合宿申込者のみ)、ファンジン売り場出展者一覧、角川映画リーフレット、妖怪天国リーフレット、マクロスファンクラブ申込書等である。

 

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