とかなんとか言うあいだに1ヶ月が経ってしまった。
その間に、クラーク『イルカの島』(東京創元社)(残念ながら四拾前後男の読むものではない)、平岡正明編『筒井康隆の逆襲』(現代書林)(結論は出ず。と、その間に「時をかける少女」の役者筒井康隆を見る。テレビ向きというより、舞台むきの演技のように思える)
94/03/06
古澤の知り合いだという、SFファンのMaclife編集者と会いそこねる。
佐脇家の引っ越しは、4月になってからか。もーすぐ、POWERPCのMacがアメリカで発売ですな。弐千ドルあまりというから、かなり安い。このうえで、旧Macのソフトを動かすと、UvxかLC並みとのことで、どーしようもないらしいが。
94/03/13
『冬長のまつり』やおい風耽美少年愛小説、ややうっとうしいかもしれない。
94/03/19
スターリングのハッカークラックダウン(翻訳と同じもの)をダウンロードする。これは、ネット上で配布されているフリー小説である(ただし、パブリックドメインではない)。zip形式で二〇〇キロバイトほどあるが、テキストは六〇〇キロにおよぶ(ネットで落とすと弐千四百ボーで約参拾分はかかる)。
94/03/26
ワトスン『川の書』(東京創元社)を読む。一見ウルフを思わせる重厚な作品、と思ったよりはずいぶん軽い話。
MAC第二国民機説もでる今日この頃。高くて誰でも買える98以外では、ファイル名が八文字以内なんたらかんたらの制限のない、MACが日本人向けだ。どーかんがえても、リスキーで、動くもハングるも消費者責任というDOS/Vは、日本人に似合いませんな。しかし、アメリカの状況を見ていると、連立政権風のPOWERPC陣営は、近い将来空中分解を起こしそうで、あまり先がないようにも思えます(IBM、モトローラの提唱する標準機はMACと互換性がない)。そーすると、新バージョンPowerMACにも、値下げとモデルチェンジの嵐が訪れるかも知れません。
ソウヤー『占星師アフサンの遠見鏡』(早川書房)は、前作もそうだったが、まぬけな話で、これがこの作者の持ち味なのかもしれない。