96/02/04
知らぬうちに菊池誠(SF関連物理屋、大阪大学助教授)家もメビウス者と化している。最後の在庫とか。まあ、最近はNiftyの会議室さえ見ていれば、たいていの問題点は解決できるので、その分使い勝手はよい。
眉村卓『引き潮のとき』(早川書房) をひたすら読み進めている。
水鏡子が某ファンジンに連載している読書カウンタは、ホームページのアクセス回数カウントと同じで、誰でも彼でも(何でもかんでも)同等に数える。しかし、ヤングアダルト一冊と『鉄鼠の檻』とを同じに数えてはいかん。ページあたりの文字密度×頁数で正規化しなければいけません。
水鏡子は人生のピークは三五だと嘆息する。
いやーしかし、Win95は設定を変更するのが大変。アスキーのWindowsリソースブックが売れまくっているらしい。これを買う読者の大半は、マニュアル代わりに買っているのだろうが、どーみてもそういう用途の本ではない。つまりは導入ガイドなのであって、たとえば何も考えずに上書きインストールする役には立たない。その割に、肝心のところが書かれていない。たとえば、ダイアルアップ・スクリプトファイルの文法など。(まーこれは、勝手にインストールされている、script.docというファイルに密かに書かれていたりするのだが。買う方にも問題があって、目的外の使い方なのであろう)。
と、思っている間に、PC-VANやらNIFTY既存IDでもインターネットできる。
とりあえず、筆者もInternet Explorerで簡単につなげる、これでようやくMac並といえるかも。NIFTYは1分壱拾円なので、あまたのプロバイダーより安くなる。まーしかし、つながらない。こんなサービスを始めたせいでRoad4はむちゃくちゃな混みかた。まったく入れない。
セーラームーンのニュースグループでは、あみちゃんとまことちゃんとのどっちがかわいいかでえんえんの議論が起こっているそうである。まーね。そういうところもある。
96/02/11
大森望もWinノートを狙っているらしい。えーと、大森さん、Tornadeはクロック120MHzで、Mebiusより三割早いはずなのに、アプリの動作は三割遅いようです。まー、そーはいってもMebiusは今はない。
にしても、最近の大森ページはCGIを多用している(といってもカウンタやらであるが)。他の国・地域のWSを(例えば芳名録のように)、その場にあるがごとく使えるのは、インターネットならではといえる。
かつてファンダムにその名を知られたMYDさんから電話があって、わしが新興宗教のパンフレットを作っていると書いたのはお前か、と問い詰められる。そーいえば、遠い昔にそんな文脈のうわさを書いた気もするが、少なくとも五〜六年前のことであるし、なんで今ごろいわれるのかね。ニュースソースは秘密だそうですが、ザッタの文書は門外不出です。読んだ・喋った奴は名乗出なさい。MYDさんはNiftyの未来フォーラムで、議論を難詰され除名されたそうである。えー、もちろんこのことを本人に聞いてはいけません。
大森日記によると、古沢先生も、同翻訳フォーラムで戦っているそうである。そのうち除名されるかも。これは見に行けばわかりますが。
96/02/12
帰国子男のR君の結婚式に行く。彼は英語ならTOEIC満点だが、日本語TOEICなら600点くらいのレベルか。
読み終えた『引き潮のとき』についてはまた別途書こう。十二年間の連載なのに、せっかくの伏線が生かせていないなど、問題はあるけれど、いやこれはこれでよかったと思える。
96/02/24
スティーヴン・バクスター『フラックス』(早川書房)
おー相変わらずの奇想アイデア。中性子星の“大気圏”で生きる人類のお話。とはいえ、やはり設定負けしていることには変わりがない。
96/02/25
あやめ池のスケートリンクに出かける。
さて、今ごろ(1年遅れで)『パソコン見栄講座』などを読む。UNIX(フリーBSD)をノートPCに乗せている奴はもういるね。投げ売りされている、IBMのバタフライキーボードパソコンで動かしている。まー、しかしBSDの方が明らかにWin95より軽いな。困ったことである。やっぱり一番いい見栄OSはNextStepかB-TRONでしょう。BeBoxのBeOSとかいうのもあったか。