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関大CON(小ホール 8月23日11:15開始)

 オープニングの遅れに伴い、関大CONも15分遅れのスタート。関西大学SF研究会は、今回せっかくお膝元の吹田でSF大会があるのだから、と意気込んで参加した企画である。
 マグマ大使の敵役、ゴアの衣装に身を包んだSF研会長のあいさつで開始。カネゴン太くんと、のつぼさんの軽妙なかけあいの「できるかな」のパロディや、吉本新喜劇のパロディなど、爆笑につぐ爆笑で、ホールは満員。会員日く、
 「なんでこんなにウけるんや?」
 「大阪では何やってもとにかくウけたら勝ちや」
 という会話が交わされていたとか。あっというまの90分。上方SFファンの心意気を見せた自主企画であった。

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STCON/STファンの集い(集会室 8月23日11:15/会議室 24日13:50開始)

 スタートレックのTVシリーズより『危険な過去への旅』を上映した後、ST4のSFXスタッフのアー二ー・カーファンテス氏が小道具持参で登場。興味深い話でファンを堪能させた。24日にはファンの集いも開かれた。
 

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SF共通∞次クイズ(練習室 8月23日11:15開始)

  クイズ好きのSFファンは多いが、当クイズもあっというまに定員いっぱい。
 50点満点で最高44点、最低19点という結果となった。
 

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スター・ウェヴ(会議室 8月23日11:15開始)

 スターウェヴ主催者のカーティス・ケリー氏によるjokeを交えた解説があった後、封建領主ゲームを実際にやって楽しんだ。
 

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SFのSって何?(会議室 8月23日12:40開始)

 東京工業大学SF研究会主催のフリートーク企画。主に初心者ファンを対象に、正しいSF大会のすごし方をディスカッションした。
 

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S年F組授業ライヴ 卒業(小ホール 8月23日15:00開始)

 

 S年F組授業ライブには、内容とは裏腹に崇高な理念がある。
 SF大会における<話芸>の復権
、である。
 嗜好の違いを越え万人が判り笑える空間の創出。回を重ねた事は、この理念が多数の支持を得たからと考えられるだろう。
 第3回授業ライブは「卒業」と題し、最終回を予定していた。それだけに今までやらなかった事、やるとヤバい事にまで挑戦した。
 保健の時間。タブーを越えた笑い。平等ないじめゲーム「バビル2世ごっこ」の公開。音楽の時間にはプロの僧侶が朗々と読経。
 今は亡きスターログ誌から「卒業呪辞」まで貰ったものの、唯一人の課題提出者すら「不合格」。全員留年のまま翌第26回大会の「補習」まで卒業は持ち越された。
 

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メカニコンの部屋(レセプション 8月24日10:00開始)

  講演とフリートークの二本立てのプログラムだった。後半CGを用いたメカデザインの話題に入ってから盛り上っていた。
 

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SF YOU(会議室 8月24日10:00開始)

 SFセミナーでおなじみの新戸雅章、木下篤芳氏らを中心に、セミナーを知らなかったファンにセミナーへの参加を呼びかける内容だった。

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KOCONスペシャル(練習室 8月24日13:30開始)

 火浦功夫人の急病により、御夫妻抜きで行わなければならなかったKOCONだったが、ビデオ「ヒウラバスターズ」を見ながら、普段から親しい米田裕さんやSFアドベンチャーの関智さんらにより、本人がいないことをいいことに色々な裏話がとびだす和気あいあいのプログラムとなった。
 

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館内ロールプレイング・ゲーム(フロア一帯 8月24日)

  『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』を元ネタに、ライヴ・ロールプレイを行った。
 SF大会としては初めてのもので、翌年の大会以降に本格化した。
 

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電子編集システムEZPS(大ホールロビー 8月23/24日)

 キヤノンのデスクトップ・パブリッシングシステムのデモ。経緯等の詳細はこちらの節を参照。
 

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テレスター パソコン通信による中継(第1ファンジン売場 8月23/24日)

 テレスタ―、SFマガジンの共同企画。大会会場からリアルタイムに情報を送るというもの。パソコンは富士通のラップトップFM-16pai等4台を使用。モデムは300bpsの音響カプラである。アクセスポイントなどほとんどない時代だったので、テレスターは直接東京に接続する必要があった。大会では第2種パケット通信契約を結んで臨時電話を引き協カした(今日の携帯を使ったパケット通信と同じで、通話時間でなく通話データ量に応じて課金される。文字ベースのデータ通信では時間課金に比べて圧倒的に安くなる)。
 大会前日から終了まで、リアルタイムに交信。前後30通程度の通信文が、会場から送られている。これも翌年本格化した。経緯等の詳細はこちらの節を参照。

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時刊新聞(会場/合宿内随時 8月23/24日)


左は91年に出た縮刷版、時刊新聞記者は揃いのTシャツを着た一般参加者で誰でもなれる

 基本的には時刊新聞社の自主企画で、大会側は資材面(用紙代、機材の手配)で協カした。前日泊会場では、壁新聞となるなど印刷機のトラブルがあったが通巻47号+合宿特別版10号が出た。
 記事は、記者(ポランティアの一般参加者)や参加者が自由に書き込める。大会がコントロールしているわけではない。ウワサも自由なので、事実関係の怪しい記事もあるが、ともかくリアルタイムの臨場感が伝わってくる。

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時刊新聞社の暫定HP (http://member.nifty.ne.jp/JIKAN-SHINBUN/)

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本章はDAICON5アフターレポートからの抜粋・修正及び追加写真により構成されている。

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