Amazon『SFが読みたい!2008年版』(早川書房)

 Review関係のアーカイブ。ここでいうレビューには、各種媒体で発表されたブックレビュー、読書日記等が含まれる。一番長いものでは、週刊読書人に2年間掲載された書評がある他、SFマガジン等に掲載されたものも含まれる。ただし、SF宝石/SFアドベンチャー及びその時代の前後(1979-93)は、別にSF Checklist、まとまった記事はArticlesというページを設けているため、そちらを参照願いたい。1994-2011年はSFマガジン/SFが読みたい!掲載の年間ベストも収録している。また、このホームページに掲載されたオンライン・ブックレビューを各年ごとにインデクスしている。
 
NOVAQ日記
MS-DOSで稼動したPCワープロ(松)で記述された、現存する日記的な記載部分としてはもっとも古い時代1988年から89年頃にあたる記事(レビューは84年頃からワープロ化)。レビュー本体はChecklistに収録されているため、NOVAQの編集前後に関わる部分のみを抜粋したもの。

before1993
1991年の秋から読書日記スタイルの記述が始まっている。ブックレビューとしては簡単なスタイル。11冊(91年9月以降)、57冊(92年)、33冊(93年)。当時は、MS-DOSからWindows3.1にワープロが移行し、CPUは16bitの286から386をへて、486へと移りつつある時期でもあった。その時代背景も分かる。

 

週刊読書人1994年1月から12月までの全レビュー。SFマガジン年間SFベストを併載。

仮想日本人化するSF(週刊読書人94年1月14日)
はてしない問いかけのファンタジー(週刊読書人94年2月11日)
文明のサイボーグ構造=テクノ・ガイネーシス(週刊読書人94年3月11日)
24世紀アメリカを描くテクノゴシック(週刊読書人94年4月8日)
なつかしくほろ苦い過去への旅(週刊読書人94年5月13日)
黄金の50年代SFを読む(週刊読書人94年6月10日)
伝説のカルト作家(週刊読書人94年7月8日)
ヒマラヤを越える転生の旅(週刊読書人94年8月12日)
ジョン・ヴァーリイの復活なるか(週刊読書人94年9月16日)
エイダ、あるいは並行宇宙のプログラマー(週刊読書人94年10月21日)
天かける復讐者たち(週刊読書人94年11月11日)
ありえない恋の物語(週刊読書人94年12月9日)
94年SFベスト(週刊読書人94年12月23日)

94年SFベスト(SFマガジン95年2月号)

1994年
週間読書人の書評欄に関連した各種情報が書かれている。53冊の簡単なレビュー。

 

週刊読書人1995年1月から12月までの全レビュー。SFマガジン年間SFベストを併載。

SFを凝集させた壮麗な大作(週刊読書人95年1月13日)
ユートピアに至る物語(週刊読書人95年2月17日)
時の守護者たち(週刊読書人95年3月10日)
妖精物語からSFへ(週刊読書人95年4月14日)
空想ヴァーチャル犯罪小説(週刊読書人95年5月12日)
生命三〇億年の呪い(週刊読書人95年6月9日)
SF£エ大作の完結編(週刊読書人95年7月7日)
ドラキュラ治世下の魔都<鴻塔hン(週刊読書人95年8月11日)
擬似現実VR≠フ無気味さ(週刊読書人95年9月15日)
ドールとの愛の物語(週刊読書人95年10月13日)
巨匠アシモフの素顔がうかぶ、シリーズ完結編(週刊読書人95年11月17日)
中世に響く教会の鐘の音(週刊読書人95年12月8日)
95年SFベスト(週刊読書人95年12月22日)

95年SFベスト(SFマガジン96年2月号)

1995年
阪神大震災の日々。パソコン関係の話題から、ブラウザ系インターネット黎明期の状況までを含む。49冊の簡単なレビュー。
 

96年SFベスト(SFマガジン97年2月号)

1996年
インターネット関係の話題が非常に多い。シリコンバレー滞在日記もある。この年から、レビューが内容的にも充実してきた。46冊のやや詳しいレビュー。

 

97年SFベスト(SFマガジン98年2月号)

1997年
この年から、レビューは表紙写真(JPEG画像)入となり、日常雑記の類がほとんどなくなった。レビューは合計58冊。HPの正式開設はこの年1月。先駆的な大森望ホームページ(当時の日記に言及あり)より遅れること1年10ヶ月。

97年9月のアーカイブを収録(2005/4/10)。HP開設後8ヶ月目のスナップショット。レイアウトは当時のものだが、収録されている文書自体は現在のサイトからも読むことができる。1997年9月6日版(WindowsXP-SP2以降では、Javaの動作がブロックされます。解除すると古いJava動画/音声付タイトルを見ることができます)。

 

98年SFベスト(SFマガジン99年2月号)

1998年
前年を継いで、レビュー専門化をより進めた。レビューは合計59冊。

 

電子恐慌 プラチナム・チャイルド(週刊読書人99年3月号)
1999年SFベスト(「SFが読みたい! 2000年版」SFマガジン2000年4月臨時増刊)

1999年
レビューは合計67冊。年度途中から、装幀関係の情報も追加。1998年から、別にTHATTAもオンライン化されたため、最新日記の一部内容は、そちらでも読むことができる。

 
Amazon『SFが読みたい!2001年版』(早川書房)

2000年SFベスト(「SFが読みたい! 2001年版」早川書房)

2000年
レビューは合計66冊。購入した本の数は増えたが、レビューした数は変わらなかった。

 

Amazon『SFが読みたい!2002年版』(早川書房)

2001年SFベスト(「SFが読みたい! 2002年版」早川書房)

2001年
レビューは合計81冊。中篇文庫も含むので冊数的にはやや水増しか。

 

Amazon『SFが読みたい!2003年版』(早川書房)

2002年SFベスト(「SFが読みたい! 2003年版」早川書房)

2002年
レビューは合計63冊、上下巻6組、4分冊1組はそれぞれ1冊でカウント。

 

Amazon『SFが読みたい!2004年版』(早川書房)

2003年SFベスト(「SFが読みたい!2004年版」早川書房)

2003年
レビューは合計73冊。上下巻、読みきりになっていない3分冊/4分冊は1冊とカウント。

 

Amazon『SFが読みたい!2005年版』(早川書房)

2004年SFベスト(「SFが読みたい!2005年版」早川書房)
時を遡る願望(平谷美樹『ノルンの永い夢』:SFマガジン2004年11月号掲載)

2004年
レビューは合計61冊。分冊は少し減。 

 

Amazon『SFが読みたい!2006年版』(早川書房)

2005年SFベスト(「SFが読みたい!2006年版」早川書房)
SFオールタイムベスト(SFマガジン600号 2006年4月号)

2005年
レビューは合計67冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。
 
year2006

Amazon『SFが読みたい!2007年版』(早川書房)

2006年SFベスト(「SFが読みたい!2007年版」早川書房)
2000年代前期ベストSF(「SFが読みたい!2007年版」早川書房)

2006年
レビューは合計77冊。やや増えた。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。

 
year2007

Amazon『SFが読みたい!2008年版』(早川書房)

2007年SFベスト(「SFが読みたい!2008年版」早川書房)
あなたに神のお恵みを 神テーマ、宗教SF(「SFが読みたい!2008年版」早川書房)

2007年
レビューは合計62冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。

 
year2008

Amazon『SFが読みたい!2009年版』(早川書房)

2008年SFベスト(「SFが読みたい!2009年版」早川書房) 

2008年
レビューは合計58冊。もともと1冊の分冊、上下巻、3分冊等は1冊とカウント。

 
year2009

Amazon『SFが読みたい!2010年版』(早川書房)

2009年SFベスト(「SFが読みたい!2010年版」早川書房)
2000年代ベストSF(「SFが読みたい!2010年版」早川書房)

2009年
レビューは合計56冊。もともと1冊の分冊、上下巻、3分冊等は1冊とカウント。

 
year2010

Amazon『SFが読みたい!2011年版』(早川書房)

2010年SFベスト(「SFが読みたい!2011年版」早川書房)

2010年
レビューは合計61冊。もともと1冊の分冊、上下巻、3分冊等は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイの上下巻は別にカウント。

 
year2011

Amazon『SFが読みたい!2012年版』(早川書房)

2011年SFベスト(「SFが読みたい!2012年版」早川書房)

2011年
レビューは合計57冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2012

Amazon『SFが読みたい!2013年版』(早川書房)

ガイド特集 この20人、この5作 J・G・バラード(「SFマガジン2012年9月号」早川書房)
2012年SFベスト(「SFが読みたい!2013年版」早川書房)
2013年版・作家別日本SF最新ブックガイド150(同上所収)

2012年
レビューは合計55冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2013
Amazon『SFが読みたい!2014年版』(早川書房)

三島浩司『ダイナミックフィギュア』文庫版解説(早川書房)
サブジャンル別SFガイド50選(「SFマガジン2013年9月号」早川書房)
2013年SFベスト(「SFが読みたい!2014年版」早川書房)
SFで読み解く2013年 TVドラマ「あまちゃん」(同上所収)

2013年
レビューは合計53冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2014
Amazon『サンリオSF文庫総解説』(本の雑誌社) Amazon『SFが読みたい!2015年版』(早川書房)

『サンリオSF文庫総解説』(本の雑誌社)
非英語圏SF特集(「SFマガジン2014年5月号」早川書房)
2014オールタイム・ベストSF(「SFマガジン2014年7月号」)
夏の必読SFガイド+α(「SFマガジン2014年9月号」早川書房)
R・A・ラファティ生誕100年記念特集(「SFマガジン2014年12月号」早川書房)
2014年SFベスト(「SFが読みたい!2015年版」早川書房)

2014年
レビューは合計57冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2015
Amazon『海外SFハンドブック』(早川書房) Amazon『ハヤカワ文庫SF総解説』(早川書房) Amazon『SFが読みたい!2016年版』(早川書房)

『海外SFハンドブック』(早川書房)
『ハヤカワ文庫SF総解説』(早川書房/SFマガジン2015年2-6月号)
SF BOOK SCOPE『ゼンデギ』(cakes/「SFマガジン2015年10月号」早川書房)
火星SFガイド(cakes/「SFマガジン2015年12月号」早川書房)
世代別SF作家ガイド111(「SFが読みたい!2016年版」早川書房)

2015年SFベスト(「SFが読みたい!2016年版」早川書房)

2015年
レビューは合計64冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2016
Amazon『SFマガジン2016年8月号』(早川書房) Amazon『SFが読みたい!2017年版』(早川書房)

ハヤカワ・SF・シリーズ総解説(「SFマガジン2016年8月号」特集記事 早川書房)
SF BOOK SCOPE『大きな鳥にさらわれないように』(SFマガジン2016年8月号」早川書房)
シミルボン・コラム8編、レビュー11編(ブックリスタ)
2016年SFベスト(「SFが読みたい!2017年版」早川書房)

2016年
レビューは合計54冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2017
Amazon『SFマガジン2017年10月号』(早川書房) Amazon『SFが読みたい!2018年版』(早川書房)

オールタイム・ベスト SF映画総解説(「SFマガジン2017年10月号」特集記事 早川書房)
シミルボン・コラム14編、レビュー11編(ブックリスタ)
2017年SFベスト(「SFが読みたい!2018年版」早川書房)

2017年
レビューは合計54冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

 
year2018
Amazon『SFマガジン2018年8月号』(早川書房)  Amazon『SFが読みたい!2019年版』(早川書房)

SF BOOK SCOPE『飛ぶ孔雀』(「SFマガジン2018年8月号」早川書房)
シミルボン・コラム4編(ブックリスタ)
2018年SFベスト(「SFが読みたい!2019年版」早川書房)

2018年
レビューは合計58冊。もともと1冊の分冊、上下巻は1冊とカウント。ただし、電子書籍(電子版のみのもの、単行本からの中短篇の切り出しを含む)、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。

year2019
機械の精神分析医  Amazon『SFが読みたい!2020年版』(早川書房)

機械の精神分析医(POD:Next-Publishing+kindle) 私家版第一短編集
シミルボン・コラム2編(ブックリスタ)

2019年SFベスト(「SFが読みたい!2020年版」早川書房)

2019年
レビューは合計55冊。もともと1冊の分冊(3分冊など)、上下巻は1冊とカウント。ただし、電子書籍(電子版のみのもの、単行本からの中短篇の切り出しを含む)、国産オリジナル・アンソロジイなどのシリーズは別にカウント。